日本時間午前2時過ぎから会見を開いたトランプ大統領。米露首脳会談は2回目の会談の準備だとし、早期の開催を願っていると話した。準備会合を開いたプーチン大統領はウクライナ紛争の解決に奔走するトランプ大統領を称賛した。さらに将来的な核兵器の管理を巡る合意の可能性に言及した。しかし、こうした言葉とは裏腹にロシアはウクライナ東部のドネツク州などで攻勢を強めている。ゼレンスキー大統領はSNSでウクライナのドローン生産への投資についてもイギリスと協議したことを明らかにした。日本時間16日午前4時半から行われる米露首脳会談は、最初に通訳だけを介したトランプ氏とプーチン氏による1対1の会談が行われる。その後、両国の閣僚らを加え5対5の拡大会合を行う予定。ワーキングランチを挟んで協議を続け、拡大会合終了後はトランプ氏とプーチン氏による共同記者会見が予定されている。トランプ氏は3者会談の開催地もアラスカで行いたいとした。