ドラえもんは1970年1月号から学年誌ほかで連載開始。アニメ放送はまもなく45年。1980年からほぼ毎年映画も制作。元ドラえもん担当編集者の平山隆さんによると連載当初は人知れず始まり後半のモノクロページで、F先生はドラえもん以外の作品を考えるよう言われたという。F先生の熱い想いが通じ連載は継続され、センス溢れるユーモアで人気が出始めた。そして小学一年生~六年生まで内容を描き分けていた。人気に火をつけたのがコロコロコミックの創刊。当初は全学年のドラえもんを再編集して掲載していた。1979年にテレ朝でアニメがスタート。大人にも知られ一気に人気作品となった。平山さんはF先生が長者番付に載っている頃、移動にタクシーではなくバスの回数券を渡されたことに驚いたと話した。