飼料の争奪戦はさらに加熱しようとしている。インドでは牛乳・乳製品の消費が急拡大しており、その量は日本の25倍以上となる年2億トンにのぼる。小規模酪農がほとんどだが大規模化の動きも始まっている。インド最大級のバヤラクシミー農場はアメリカから牛の精液を輸入し年々規模を拡大している。5年後には今の4倍となる1万5000頭に増やす計画。一方日本のドリームヒル小椋社長は輸入飼料を減らすため、これまで2回だった牧草の刈り取りを3回に増やした。
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