パレスチナ自治区ガザ地区での停戦や人質解放をめぐるイスラム組織ハマスとの交渉で、イスラエルのサール外相は「一定の進展があった」と述べた。ロイター通信によると、「交渉を仲介しているカタールがイスラエルとハマス双方に合意に向けた最終案を提示し、イスラエル政府高官は最大33人の人質解放に向けた交渉が最終段階に入っていると語った」という。米国・バイデン大統領は交渉について「ようやく実現しようとしている」と述べたうえで、合意に向けて全力を尽くしていると強調した。これに先立ちサリバン大統領補佐官は、「今週中にも合意できるだろう」との見通しを示している。