フルーツブランドのドールが食べられるけれど捨ててしまう規格外バナナを利用した新たなプロジェクトを発表した。ドールの新プロジェクトは規格外のバナナを使って脱臭剤やバーベキュー用の炭として使える「バナナ炭」を作るというもの。バナナ炭には火がつきやすく来年、春の商品化を目指している。ドールではバナナを日本に輸送する過程で傷ついたものなど年間におよそ2万トン、およそ1億3000万本の規格外バナナが出るということだ。食品ロス削減に取り組むプロジェクトは今年で3年目。50社を超える企業が参加していて、去年は900トンおよそ600万本の規格外バナナが無駄にならずに消費されたという。