- 出演者
- 原田亮介 林修 角谷暁子 山瀬まみ 岡田紗佳 伊沢拓司
オープニング映像。
東武動物公園をお金で見ていく。年に約116万人が来場し、売上は約47億円。ここには約120種類1200頭の動物が暮らしている。動物園ならではのお金の悩みがある。物価高騰のアオリを受けエサ代が高騰している。
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そこでエサ代のピンキリを調査。スタジオで予想した。ピンはアフリカゾウ、キリはマントヒヒと選んだ。キリはマントヒヒで正解。1か月のエサ代は3038円。細かくカットする理由はエサを群れ全体に行き渡せるため、採食時間を増やすため。暇な時間はストレスと成り攻撃性が高まる恐れがある。7位はレッサーパンダで正解。1か月のエサ代は5270円。6位はシマウマで不正解。1か月のエサ代は2万7590円。干草を食べるので単価が低く、大量に仕入れるため1頭あたりが安く抑えられる。5位はオットセイで不正解。1か月のエサ代は3万4410円。4位はライオンで正解。1か月のエサ代は6万3240。5年前に比べて5倍に高騰。馬肉を加えるのは動物園のライオンは運動量が少なくカロリーが高い肉をあげると太りやすくなってしまう。
東武動物公園の節約術。サラダやお新香などに使われるキャベツや・白菜の外の葉を動物たちのために無償で提供してくれている。イオンアグリ創造からは規格外のトマト、Doleからバナナ色んな企業が動物園を支えている。
そこでエサ代のピンキリを調査。3位はキリンで不正解。干し草や白菜・キャベツを中心に総量19kg。1か月のエサ代は7万1579円。エサ代を節約のため飼育員さんが園内の枝をカットしている。1年中葉のある樹緑樹を多く栽培している。2位はホワイトタイガー。1位はアフリカゾウ。ホワイトタイガーの1か月のエサ代は9万1140円。鶏肉・馬肉を合わせて総量5KG。母乳を与えるので餌は普段よりMの約1kg増量している。子どもたちも肉を食べ始め馬肉1か月エサ代は2232円。アフリカゾウは1日に76.7kgを食べている。干草など54kg、野菜や果物を15.7kg、固形飼料・木の枝を7kgとなっている。1か月のエサ代は27万1126円。エサ代は5年前の1.8倍に。東武動物公園にいない動物ではパンダが1か月に30万円。新鮮な竹を食べるため。また借りているものなので月々の値段がかかる。さらにコアラ。1か月のエサ代は66万円。ユーカリにお金がかかる。
お金がかかるのはエサだけではなく健康も。動物たちの健康のためお金をかけた設備。約1300万円の特殊なオリ。ゾウの健康診断をすることができる。特徴は細かく開く扉。ゾウは足裏のケアが大切で、足がダメになると死んでしまう。このオリは巨大なゾウをパーツごとにみることができる。
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続いてマリンワールド海の中道。去年の来場者数は109万6000人。62の水槽を備えた九州屈指の水族館。そこには350種3万匹の生物がいるが、一番高価な生き物はシロワニ。現在は保護動物で取引できないが、20年ほど前に購入したときの値段は250万円。1日のエサはアジなど1匹と少食で、1か月のエサ代は約3000円。
水族館全体の年間エサ代は3200万円。抑える工夫を見せてもらった。アザラシやアシカのエサが置いてあるのがコインロッカー。エサやり体験ができ、売り上げは年3000万円。一番お金がかかるものは電気代。月に約1000万円で年間1億円ほど。濾過槽があり24時間365日回っている。また魚にとって水温1℃の変化は人間の10℃に相当ともいわれており、水質管理は水族館の生命線。そして施設の立地にも。海水の引込にも電気代がかかる。
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- アザラシアシカ海の中道海洋生態科学館
ラッコは大食漢でとてもグルメ。体重は30kgほどだが1日5回もホタテやイカなど5kgも食べる。
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- ラッコ海の中道海洋生態科学館
水族館の人気者ラッコ。日本には2頭しかない。1994年のピーク時には122頭だったが現在は2頭。
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- ラッコ海の中道海洋生態科学館
水族館経営は厳しくなり、1年に1軒のペースで閉鎖されている。水族館プロデューサーの中村さんによると「経営がうまくいっている水族館は大人をメインターゲットにしている」という。
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- 中村元海の中道海洋生態科学館
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水族館のイワシはサメがいる緊張感で長生きできるという。
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