リポーター尾花さんが向かったのは台東区の味の幸楽。年季の入った建物に色の褪せた看板。黒電話も店の外にある。勇気をだして入店するとお客さんでいっぱいだった。ここは創業60年の人気の町中華。まずは王道のらーめんをいただく。麺は浅草開化楼から仕入れ、スッキリとしたしょうゆ味でファンの多い一品。尾花さんは「シンプルだけど深い味わい」などとコメント。スープは鶏ガラに豚骨、昆布などを合わせるそうで、店主は毎朝8時からスープ作りを行っているという。メンマやチューシューも手作り。また、意外にもナシゴレンも名物だそう。店主独自のソースが一味違うそうで、「癖になる!」などと尾花さんはコメントしていた。ただし店主は本場のナシゴレンは食べたことがないそうで、これは店主のオリジナル料理だそう。しかし後日閉店のお知らせが。今回の勇気がいる店は、惜しまれつつ閉店した町中華だった。