ナナフシの面白さにハマったスタッフ。ばらまかれた卵はどうなるのか観察した。アリが来て卵を持っていってしまった。アリは卵の突起をとりどこかに行ってしまった。突起は蓋帽と呼ばれ栄養が詰まっている。アリに運ばせることで、卵をさらに分散させている。末次健司博士は最近、ナナフシと天敵である鳥にまつわる驚きの発見をした。ナナフシはお腹に卵を抱えた状態で鳥に食べられた場合、硬い卵は消化されずに出てくる。これは植物の種と同じ戦略。ナナフシもこうして生息地を広げてきた可能性がある。春、卵は孵化の時を迎える。産まれた子どもは1cmほどで体の形は大人と変わらない。