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今回は個性豊かな熱中人と一緒にナナフシワールドに潜入。ナナフシの七不思議に迫る。
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- ナナフシワールド
舟木翔一さんはナナフシを探して20年。探し始めてすぐにナナフシを見つけた。日本に生息するナナフシの仲間は全部で20種類以上もいる。まずナナフシが好きな植物、クリ、サクラ、バラ、エノキを見つける。かくれんぼ名人のナナフシ。その能力が最大限発揮されるのが天敵と出くわした時。ナナフシの仲間は多くが羽を持たつず飛翔能力は殆ど無い。そこで植物にまぎれて隠れるすべを極めている。前足の付け根は少し曲がっていて頭がピッタリフィットするようにできている。敵が近づこうとすると、自ら身を投げ出して地面に着地する。
轟木沙椰子さんは、140匹以上のナナフシを飼っている。中学生のころから飼い始め、特に繁殖行動に興味を持ち、詳しく調べてきた。その研究成果はコンテストで賞を獲得、海外でも発表している。ナナフシはお腹を振って卵を振り落としている。卵は植物の種のような形。轟木さん今はなぜナナフシは卵を振り落としているのかを調べている。昆虫の中には、葉っぱなどにまとめて卵を産みつけるものもいる。この場合天敵に見つかると全滅する。ナナフシは卵をばらまくことで、天敵にやられるリスクを減らしていると考えられている。
夏の昼下がり、舟木翔一さんが冷たいお茶を振る舞ってくれた。スタッフが飲んだお茶は、ナナフシの糞からとったお茶だった。舟木さんはが飼っているナナフシはサクラの葉っぱで育てているので桜風味のお茶になる。タイではグァバの葉っぱを食べさせたナナフシ糞茶がある。フライパンに新鮮なナナフシの糞を入れて弱火で水分を飛ばす。Tバッグにいれてお湯を注いだら完成。
ナナフシの面白さにハマったスタッフ。ばらまかれた卵はどうなるのか観察した。アリが来て卵を持っていってしまった。アリは卵の突起をとりどこかに行ってしまった。突起は蓋帽と呼ばれ栄養が詰まっている。アリに運ばせることで、卵をさらに分散させている。末次健司博士は最近、ナナフシと天敵である鳥にまつわる驚きの発見をした。ナナフシはお腹に卵を抱えた状態で鳥に食べられた場合、硬い卵は消化されずに出てくる。これは植物の種と同じ戦略。ナナフシもこうして生息地を広げてきた可能性がある。春、卵は孵化の時を迎える。産まれた子どもは1cmほどで体の形は大人と変わらない。
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