ホルムズ海峡の事実上の封鎖により原油が急激な値上がりをしている。備蓄放出や補助金の導入が行われるが、原油の供給不安定で困るのはガソリンだけではない。原油は精製することで様々な石油製品となる。その中の一つ「ナフサ」はプラスチックやゴム、電子部品などに加工される。ナフサが安定供給されないと身の回りの製品に影響が出る。プラスチック製品の製造会社を取材。ナフサから作られたポリエチレンは東南アジアから輸入し、化粧品などの容器を作るための原料。原油の供給が不安定になると東南アジアでナフサの生産が滞り、ポリエチレンなどの原料が入ってこなくなると懸念している。ここ1~2週間で各メーカーから原料の調達が難しくなる、今後輸入ができなくなってくるといった話をもらっている状態だという。倉庫では約1か月の在庫を確保しているが、今の状況が続くと価格にも影響が出るという。
