第5次ドーナツブームだという。全国29店舗目となる「JACK IN THE DONUTS」が京王百貨店新宿店にオープン。行列は百貨店の外まで。世界のドーナツが25種類以上並ぶ。価格は100円台後半からで普段使いの手土産としてちょうどよい価格帯。ビッグクリエイト・北浦大作代表取締役は「自分のために買う方約20%、誰かのために買う方約80%」と話す。ドーナツの売上高は右肩上がりで伸びているという。消費ジャーナリスト・谷頭和希によると「ケーキは1000円前後だがドーナツは300円から500円、比較的低価格帯で食べられる」とのこと。年間500種類以上のドーナツを食べるというドーナツ探求家・溝呂木一美によると、第1次ブームは1971年のミスタードーナツ第1号店オープン。第2次ブームは2003年の「ポン・デ・リング」発売。第3次ブームは2006年の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」日本上陸。第4次ブームは2013年の「クロワッサンドーナツ」の世界的流行。約10ぶりのドーナツブームは「生ドーナツ」。生ドーナツの人気店「daco?神楽坂」では生地に卵やバターを多く使用、かぼちゃの皮を混ぜ込んでいる。1日で3000個を販売している。生ドーナツの定義は様々で、自由に各企業・店舗が作りブームが広がった。