海に面していない群馬県でサケ科の川魚のニジマスをサーモンとしてブランド化しようと、県が新たな品種を開発し今後、地元の旅館などで提供されることになった。群馬県庁で開かれた発表会。群馬県・山本知事は「第3の新ブランドサーモンその名は超絶サーモンV3」と発表。このニジマスは群馬県がサーモンとしてブランド化しようと、県の水産試験場で約3年かけて開発。脂質は一般的なサーモンの約8分の1に抑えられていて、加熱調理をすると身がふんわりとした食感になって、うまみを感じられるという。県では4か所の養殖場で育て年間2トンほどの漁獲量を見込んでいて、このニジマスを使った料理は地元の旅館やレストランなどで提供される。ニジマスを育てる養殖場経営・戸部潔さんは「非常にこの魚はおいしい。洋食、和食に限らず使ってもらえるかなと」と語った。