山梨県の北東部にある小菅村。古菅一芳さんは山梨県でご当地サーモンを育てている生産者のリーダー。キングサーモンとニジマスを掛け合わせたご当地サーモン。この養魚場では約2万5000匹を育てている。古菅さんは水質が良い天然の川から水を養魚場に吹き込んでいる。流れ込む水が多ければ多いほど水質がキレイに保たれ、また、サーモンは流れによって運動になるので元気に育つ。そのため古菅さんはなるべく流れが良くなるように水の通り道に溜まる落ち葉を毎朝キレイに取り除いている。エサにもこだわりが。Q.エサに使われている山梨県ならではのものとは?正解:ぶどうの皮。赤ワインを製造するときに出てくる果皮を粉末にしてエサに練り込んでいる。抗酸化作用があるポリフェノールで魚の鮮度が保たれやすくなる。エサをあげるも食べてもらえず。とてもデリケートなサーモン。冬は寒くなってもっとエサを食べなくなる。そのため出荷できる大きさになるには丸3年もかかる。古菅さんが丹精込めて育てたサーモン。その繊細な味を感じるには刺身がオススメ。「口に入れた瞬間に味わいが広がる。臭みとか全くない」とコメント。