京都市で検討されている宿泊税の引き上げ。現在の徴収額は2万円未満が200円、2万円以上5万円未満が500円、5万円以上が1000円など宿泊状況に応じて徴収しているが、これを全ての区分で引き上げる方針がおととい発表された。市長によると、再来年度の2月をめどに宿泊税を引き上げオーバーツーリズム対策費用に充てるという。京都市運営の市バスなどでは混雑を改善すべく市民優先価格の導入を検討中。一方冬本番を迎えた北海道「ニセコ」エリア。ニセコ東急グランヒラフでは観光客増加に伴いリフトの長時間待ちが常態化。リフトの1つを4人乗りから10人乗りに変更し輸送量が約1.5倍向上し、リフト待ちの行列も解消する見込み。観光客増加に伴う人件費の増加などで「ニセコ」エリアの4つのスキー場は共通リフト券(大人1日券)9500円を1万500円に値上げ(今季初1万円超え)。今後も値上げ分を活かしリフトの更新など利便性を図るという。新たなレストランのオープンなど満足度を高める取り組みも実施するとしている。地域住民に対してはリフト券の割引を実施。