九州大学とニチレイフーズなどの研究グループが、冷凍チャーハンで実験を行った。おいしいチャーハンを食べたグループと普通のチャーハンを食べたグループの脳波を計測すると、おいしいチャーハンを食べたグループのほうが脳が覚醒し集中している状態がみられる結果となった。別の日に同じ人においしいチャーハンとややおいしいチャーハンを食べてもらい、味の主観的な評価と脳波の関係を調べると、おいしいと感じた度合いが高いほどより集中・覚醒した状態になる傾向があると確認された。おいしい食事が脳を覚醒させやる気を引き出す可能性を示した。今後は認知症の予防や学習・作業効率の向上など、多くの分野への応用が期待されている。
住所: 東京都中央区築地 6-19-20
URL: http://www.nichirei.co.jp/
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