渋谷のコメ店では先週から本格的に新米販売。コシヒカリは去年同期比1.6倍の価格だった。来月以降の新米価格はどうなるのか。気になるのは夏の暑さや水不足の影響。上越市では先週以降久しぶりのまとまった雨が降り、田んぼに水が行き渡るようになった。しかし山間の田んぼの一部では稲が枯れる被害も。山形の田んぼでは、乾燥によるひびに雨水が取り込まれ全体に水が行き渡らず。もみの中に実がつかない被害も出ていて、収穫量は例年の6割程度に落ち込む見込みとのこと。今後のコメ価格について専門家は高温障害・渇水の影響に加えて、概算金にも注目している。概算金があがるとコメ小売価格の上昇にも繋がるからだ。専門家は「JAの概算金という意味では昨年度より上がっている事実はある」などとコメント。