今日午後、富山県砺波市の住宅街に集まった警察官や市の職員。まだ幼いと見られるニホンジカが用水路に落ちて、抜け出せなくなっていた。市によるとシカが目撃されたのは午前11時半頃で、みずから用水路に飛び込んでしまったという。なんとか這い上がろうとするもうまく抜け出せず再び用水路の中へ向かうも簡単には抜け出せない。動きがあったのは最初の目撃情報からおよそ3時間後で、シカが下流に流れないよう網を準備すると。住民らが見守る中救出作戦がスタートした。ロープでシカを捕まえると麻酔薬を投与。5分ほどしてシカが落ち着いたタイミングで、地上へと助け出された。動物の生態に詳しい赤座さんは「本来は森林にいる動物なので、迷いでた結果平野の真ん中まで出てきた」などと話した。市によるとシカは山へ帰されたという。