イランとイスラエルの攻撃の応酬は開始から1週間が過ぎても沈静化の見通しが立っていない。攻勢を強めるイスラエル軍。イラン・イスファハンで立ち上る黒煙。イスラエル軍は21日、イラン中部でミサイルの貯蔵庫や発射設備などを空爆したと発表した。イランメディアは、核関連施設が攻撃を受けるも、放射性物質の外部の漏洩はなかったと伝えている。アルジャジーラは、イランの保健当局の話として、一連のイスラエル軍の攻撃でこれまでに430人が死亡したと伝えている。一方のイラン側は、断続的に報復攻撃を繰り返している。イスラエル政府は19日時点で24人が死亡したと発表している。日本人やその家族の堆肥の動きも進んでいる。外務省によると、イスラエルに約1000人、イランには約280人の日本人が滞在している。日本時間のきのうまでに約90人が隣国に退避。今日午後、日本人を空路で退避させる場合などに備えて、航空自衛隊の輸送機2機が周辺国ジブチに出発。イランは外交にも動いている。イランのアラグチ外相は、スイス・ジュネーブでイギリス、フランス、ドイツの外相などと協議をし「イランは再び外交を検討する用意がある （イランへの）侵略が停止されればだ」と述べた。また、アクシオスは外交関係者の話として、アラグチ外相が23日にロシアを訪問しプーチン大統領と会談する見込みだと伝えている。一方、アメリカのトランプ大統領はイラン側がイスラエルによる攻撃をやめさせるよう求めていることについて「勝っている方にその要求をするのは負けている方にするより難しいと思う われわれは用意も意思もある イランとはあ藩士をしている 様子を見よう」「イランに一定期間与えているが2週間が最大だ」と述べた。防衛大学校の江崎智絵は「最後通牒をきったということは何かしらアメリカがアクションを取るということ イランとして何か手を打たざるを得ないということにもなってくる」などと述べていた。