アメリカのトランプ大統領は6日、貿易相手国に新たな関税率を通知する書簡などの送付を日本時間の「あす午前1時から始める」と明らかにした。トランプ政権は相互関税の上乗せ分を9日まで一時停止し、各国と交渉を続けている。トランプ大統領は9日までにほとんどの国との交渉が完了し、新たな関税率は来月1日に発動する見通しを示した。対象国は「12あるいは15か国になるかもしれない」としている。中国など新興国で構成されるBRICSが関税引き上げに反発していることを念頭に「BRICSの反米政策に同調する国には10%の追加関税が課される」などとSNSに投稿した。