大統領選に向けた共和党候補の指名争いの序盤の山場でニューハンプシャー州の予備選が2日後に迫るなか大きな動きがあった。アイオワ州で2位を取るなど活動を続けていたデサンティス氏が突然撤退。今後はトランプ氏を支持すると表明しトランプ前大統領とヘイリー元国連大使の一騎討ちとなった。トランプ氏は会見で「ヘイリー氏は大統領の器ではない」などと口撃。3年前の連邦議会襲撃事件について「警備の責任者だったのに何もしなかった」と批判。ヘイリー氏は当時政府の要職に就いておらず当時下院議長だったペロシ氏と間違えていた。ヘイリー氏は「精神面の乾坤に疑問のある人物は大統領にふさわしくない」とチクっていた。ニューハンプシャー州の最終の支持率はトランプ氏68%ヘイリー氏35%で運命の投票は23日だという。