事件の真相を紹介。アメリカ・ニューメキシコ州の母子家庭で育ったマシューは、友達との喧嘩で右目を失明。そんな時、トロイ牧師と出会った。トロイ牧師は、マシュー少年の暗い目を見て、マシューの道標になることを決意。その後、マシューは、トロイ牧師のカリスマ性に憧れ、どんな指示にも従順に応えていったが、ナタリーと結婚した頃から、マシューはトロイ牧師を超えたいと思うようになった。そこで、義妹リサと浮気することで、トロイ牧師に敷かれたレールからの脱却を試みた。ナタリーと別れてリサと新しい生活をするためには、まとまった金が必要なので、マシューは保険金殺人を思いついた。事件の日、マシューはナタリーを絞殺し、ドーンとギャングの犯行に見せかけるため、ナタリーの首を切り落とした。発見を遅らせるため、遺体は山の中に遺棄。捜査を撹乱させるため、ナタリーの車をスーパーマーケットの駐車場に置いて逃走。悲劇の夫を演じて、周囲を欺いた。しかし、トロイ牧師は、犯人がマシューだと早い段階で見抜き、マシューが逮捕されないように画策し、疑惑が自分に向くように、警察と敵対するような態度を繰り返した。トロイ牧師はマシューを、我が子のように愛していた。
判決の結果、マシューは第一級殺人で有罪となり、終身刑が言い渡された。
判決の結果、マシューは第一級殺人で有罪となり、終身刑が言い渡された。