米国大統領選に向けたテレビ討論会。バイデン大統領81歳、トランプ前大統領78歳、登壇した2人は握手を交わすこともなく互いを罵り合う事態となった。またバイデン大統領の言葉が不明瞭になる場面や言葉に詰まる場面、これを受けニューヨークタイムズは社説で「再選を諦め撤退すべきだ」などと主張。スタジオの早稲田大学・中林美恵子教授は「ホワイトハウスからは風邪をひいていたとの情報もあるが、それにしてもびっくりすようなパフォーマンスだった。というのも1週間ほど前に自分の部下をつれてキャンプデービッドでずっと特訓をしていたという情報が出回っていて、比較的期待度が高まっていた。ところが第一声から声に力がなく本当に米国を引っ張っていく大統領として大丈夫なのかと多くの人が思ったという討論会になった」と評価。民主党はトランプ氏に勝つためにバイデン大統領で本当に大丈夫なのかという議論が噴出、主要メディアや新聞もそれを欠き始めていると説明。一方でそう簡単にすげ替えることもできないとした。