岸田総理大臣の自民党総裁選不出馬について、海外メディアも速報で伝えている。米国・ワシントンポストは岸田総理大臣について「防衛費の増額や安全保障面での米国との連携強化、韓国との関係改善に取り組んできた」と紹介した上で、「自民党の派閥の裏金問題と旧統一教会をめぐる問題への対応で批判にさらされた」と解説。「歴史的な支持率低迷を受けて不出馬を決意した」としている。米国・ニューヨークタイムズは「日本の首相が短期間で次々に入れ代わる政治状況に戻ってしまうのではないかとの懸念が再燃しそうだ」と指摘している。韓国の文化日報も速報で「バイデン氏に続き岸田総理大臣も退くことで韓米日の連携への悪影響が懸念される」と報じた。中国でも国営メディアなどが速報したほか、ウェイボで“岸田総理退任へ”のキーワードが検索ランキング1位となっている。