元メジャーリーガー・西岡剛さんが解説。西岡さんは「戦力的にはドジャースのほうが少し強さを持っていると思うが、どちらに転ぶかは分からない」とコメント。きょうの第1・第2打席の三振については「メッツの先発の投手が左ピッチャーなんですが、大谷選手の背中から入ってくる球なので左バッターからすると恐怖心があるので大谷選手らしからぬ抑えられ方をしている。第3打席もタイミングを崩されている。右バッターの場合は食い込んでくるのでどちらも打ちにくい。(きょうの大谷選手は)良いとは言えないが、それだけ相手ピッチャー通いということ。まだ6-3で9回の攻撃があるので最後まで応援したい」などと話した。大谷選手はきょうの試合前の時点で24打数6安打5打点1HRと打率は2割5分。打率は伸び悩んでいるものの、ランナーがいる場合は8打数6安打5打点と活躍している。西岡さんは「ポストシーズンの1点が大きいことが分かっているので、ランナーがいないときはホームランで自ら1点を狙いに行くバッティングをしている。でもランナーが居るときはヒットでも点が入るのですごく謙虚にバッティングしているように見える」などと話した。きのうの初戦では盗塁に失敗したが、「相手選手を避けるためだったので、タイミングが合っていればセーフだった」とのこと。大谷選手の盗塁9割成功については「ありえない。意味がわからない。おかしいです」と話す。現在、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズが行われており、先に4勝したチームがワールドシリーズへ進出する。このままメッツが勝利するとニューヨークへ移動となり時差は3時間ある。また、気温もロサンゼルスは20℃台、ニューヨークは15℃台と気温も異なる。西岡さんは「選手にとってはすごくタフ。特にロサンゼルスの暖かいところで過ごしている選手はちょっと肌感的にも寒く感じるし、おそらく部屋に入ると暖房もつけだすので、球場へ家から向かうメッツの選手とホテルから向かうドジャースの選手ではだいぶ体調面が変わってくると思う。きょうの試合、ドジャースは勝っておきたいところですが、ニューヨークへ行って負け越さないことが大事」などと話した。ちなみに第4戦では山本由伸投手が投げるのでは?との噂もある。