ホームラン35本でメジャートップを独創するエンゼルスの大谷翔平選手。きのう行われたヤンキース戦。その第3打席、するどい打球を放つと快足を飛ばし一気に三塁へ。ホームランとともに今シーズン最多の7本目のスリーベースヒット。そのヤンキースとの試合中にヤンキースファンがチームの帽子をかぶった大谷選手のパネルを持ち「うちに来て」と言わんばかりの猛アピールをしていた。メジャー・リーグのトレード期限が日本時間来月2日に決まっているが大谷選手のトレードはあるのか。全162試合を現地観戦したミニタニさんに取材してもらうとエンゼルスファンは「彼は生涯エンゼルスの一員。オオタニが残留すると思っているし今年はプレーオフに進出するつもり。シーズンオフには10年5億8000万ドル(約800億円)の契約を結ぶだろう。」と話す。今シーズンの年俸は約39億円と言われているがその2倍もの年俸で残留を望む声がある一方で「トレードをすることで有望選手をたくさん獲得できるならトレードして大丈夫。エンゼルスは若いチームではなく28~29歳の選手がたくさんいるので将来に向けて多くの選手が来たら良いな」などというファンもいる。ではトレード先として名前が上がっているヤンキースのファンからはオオタニ選手にぜひ来てほしいと大歓迎の声が相次いだ。そのずば抜けた注目度からあるものの価格にも影響が出ている。番組が取材下のパメジャー・リーグのグッズを扱う都内のスポーツショップ。「大谷選手の直筆サイン入りユニホーム」は49万5000円、「大谷選手の直筆サイン入りグラブ」は115万5000円で販売されている。中にはあまりも貴重なため値がつけられず展示のみのグッズもある。店によるとグッズの多くは直接現地のショップから仕入れているが、大谷選手の活躍もあり現地で販売されているグッズが高騰し仕入れの値段が上がっているという。さらに今囁かれているトレードが実現するとエンゼルスのユニホームを着た大谷選手のグッズは価値が上がるという。取材中、40代の男性は大谷選手の直筆サイン入りユニホームを購入。男性は「毎日大谷選手のニュースを見てサイングッズが非常に人気だというのを聞いたので、自分もほしいなと思って買いに来た。ちょっと投資目的で価値のあるものを持っていたいなと思って買った。」と話した。