ワールドシリーズ進出を決めたドジャース・大谷翔平(30歳)が放った第50号ホームランボールが、オークションで驚きの金額になっている。メジャー7年目で自身初のリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズ進出を決めたドジャースの大谷翔平は、おととい、「(ワールドシリーズは)僕がずっとプレーしたいと思った場所。今、この瞬間から、そこを勝つだけと切り替えて頑張りたい」と語った。ヤンキースとの頂上決戦も注目だが、もうひとつ話題となっているのが、史上初のホームラン50本・盗塁50個の「50−50」を達成した時の第50号ホームランボール。このホームランボールが米国のオークションに出品されていたが、25件の入札があり、現在の最高入札額は256万2000ドル、日本円でおよそ3億8700万円。締め切りまであと5時間、世界中の人が入札している。競売会社「ゴールディン」・ゴールディンCEOは「これは、間違いなく史上最も価値のある野球ボールになると思います。少なくとも300万ドル以上で売れるでしょう。かなり自信があります。500万ドル(およそ7億5000万円)を超えても驚きません」と話している。これまで最も高値で落札されたのは、1998年にマーク・マグワイア(当時34歳)が放った第70号のホームランボールで、305万ドルで落札されてギネス世界記録に認定されている。果たして大谷翔平の第50号ホームランボールはいくらで落札されるのか?きょうの締め切りまで注目。