ワールドシリーズ第3戦:ドジャース4−2ヤンキース。大谷は、ケガをおしてスタメン出場。黒いサポーターを着けて登場。ドジャース・フリーマンが3試合連続ホームラン。ドジャースが世界一に王手をかけた。大谷はノーヒットながら2度の出塁で勝利に貢献。試合後の会見で大谷は「痛みもだんだん引いてきて、自分のスイングも戻ってきている」と語った。ワールドシリーズ第4戦:ヤンキース11−4ドジャース。ドジャース・フリーマンは、前回出場したブレーブス時代をあわせて、WS6試合連続アーチ。メジャー新記録。1回ウラに前代未聞の事態。スタンドのヤンキースファン2人が妨害。ドジャース・ベッツの腕をつかみボールをむしり取ろうとした。ベッツにけがはなかったが、2人は退場処分になった。大谷は肩を痛めてから初のヒット。NBCスポーツ・サム・ブロック記者は「オオタニは72時間前に肩を亜脱臼したばかりだ。彼は人間ではない」と舌を巻く。第5戦:ドジャース7−6ヤンキース。ドジャースが4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇。大谷はメジャー7年目で待望の世界一をつかみ取った。ホームラン4本、12打点と文句なしでフリーマンがシリーズMVPを獲得。大谷は「けがした直後は無理かなと思った。(チームが)必要だと言ってくれたのがうれしかった」などと語った。ドジャースが4度目のシャンパンファイト。会見で大谷は妻・真美子さんを気遣う言葉を口にした。