アメリカとイランが2週間の停戦で合意した。上昇を続けていた原油先物価格が16パーセント急落し、市場は一気にリスクオンムードとなった。ホルムズ海峡をめぐる先行きへの不透明感は残るもののNY原油先物は1バレル94ドルまで急激に売られ、約6年ぶりの下げ幅となった。これを背景にVIX指数は一時20を割り込み、アメリカによるイラン攻撃前の水準に低下。ダウは取引開始から急伸して上げ幅は一時1400ドルを超えた。燃料価格の高騰で打撃を受けていた航空株のほか、景気に敏感なセクターの上昇が特に目立った。市場の利下げ期待が再び高まる中でナスダックは前の日の終値から3パーセントプラスとなる場面もあった。個別銘柄では新たなAIモデルを発表したMetaの株価が一時9パーセント上昇し、相場を牽引した。
