ホリコ・キャピタルマネジメント・堀古さんは3日のNY株式市場について「中東情勢の緊迫化や原油価格の上昇が嫌気された。また、明日の雇用統計を控え、新規失業保険申請件数が予想よりやや多かったこともマイナス要因となり、終日軟調な展開となった」と話した。「調整局面はしばらく続くか?」との問には「S&P500指数は年初来19%上昇しており、これは大統領選挙の年としては異例の高い数字。中東情勢の緊迫化のみならず、今月はアメリカの投資信託の決算期末が集中している他、大統領選挙を控えていることもあり、買い進みにくいタイミングといえる。一方で利下げは開始されており、年内にあと2回は実施される見込みで、株式市場には大きなサポート材料。今月は良い買い場と捉えれば良いと思う」と話した。
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