米国大統領選挙が来週に迫る中、トランプ前大統領の支持者がプエルトリコを「ゴミの島」と発言したことをめぐり、両陣営による非難の応酬が続いている。トランプ氏の集会で、コメディアンが「プエルトリコはゴミの島」と発言したことをめぐり、プエルトリコ系住民に反発が広がっている。こうした中、バイデン大統領が29日、トランプ氏の支持者をゴミに例えるような発言をして波紋が広がっている。米国・バイデン大統領はトランプ氏の支持者をゴミに例えるような発言をし波紋が広がっている。バイデン大統領は「プエルトリコ人は善良で、まともで立派な人たちだ。私に見えている唯一のゴミはトランプの支持者だ」と発言。バイデン大統領はその後、SNSで「憎悪に満ちた暴言をゴミと呼んだ」と釈明したが、トランプ氏は早速、「バイデンは私たちの支持者を“ゴミ”と呼んだ。ハリスもバイデンも大統領にふさわしくないことを示した」などと批判している。米国メディアによると、激戦州・ペンシルベニア州ではプエルトリコ系の有権者が40万を超えるとされていて、選挙戦への影響が注目されている。