救急車有料化に賛成は4人、反対は3人。日本では救急車の出動費は4万5000円でガソリン代や減価償却費用などが含まれる。年間出動件数は700万件と言われ、約3000億円かかっている。海外だと無制限に救急車を呼べる国はなく、シンガポールでは緊急に該当しない場合、罰金精度が設けられている。アメリカ・ニューヨークでは基本料金は8万、緊急蘇生は約20万円が請求されることもある。オカリナは相談窓口「#7119」の活用を主張。新宿春山記念病院・藤川医師は「本当は歩いて来られる患者は、救急外来に直接来院して救急車はより重症な患者の元へ向かうと有料化の意味もある」と話す。三重・松阪市や茨城県は救急車の有料化を導入している。外科医不足も深刻で美容や皮膚などリスクの少ない分野への転職が増えているという。広島大学病院では来年度から若手外科医に年間120万円の手当を支給すると発表している。