信じがたいほどの高関税はアメリカ国民にも深刻なダメージを与えつつある。ニューヨークのスーパーマーケットから中継。すでに空前のインフレとなっているアメリカではメキシコ産のミニトマトが約1010円で販売。そこに対メキシコの25%の関税が上乗せされた場合、1262円となる。さらに対中国の104%の関税が上乗せされた場合、中国産ののり約1010円は約2060円に値上がりする。専門家の間では早い段階で店頭に並ぶ商品に関税価格が反映されるのではないかといわれている。また、アメリカのスーパーで売られている半数近くの商品が関税の影響で値上がりすると見られており、アメリカで暮らす人々は関税をどうしのぐのか頭を悩ませている。