アメリカのビジネス誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」は、アメリカ国内のIT企業で働く約200人を対象に生成AI導入後の働き方を8か月間調べた。AIによって作業スピードは上がったが、余った時間が休憩に回るのではなく便利さを感じた従業員が自発的に新たな業務を増やすことになり、結果として業務量は増えていたことがわかった。また仕事のペースが速くなり短い時間で多くの業務をこなす働き方が広がったことで、精神的な負担も強まったという。調査では従業員の中には勤務時間外にもAIを使って作業を進めるケースがあり、仕事とプライベートの境目が曖昧になっている実態も浮かんだ。研究チームは「AI導入だけでは従業員の負担は減らず、業務量の管理やルール作りが必要だ」としている。
