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「ヌビア村(エジプト)」 のテレビ露出情報

紀元前671年、ブラックファラオ率いるエジプトに強大な敵・アッシリア帝国が襲いかかる。アッシリアは最新鋭の鉄製武器や騎馬戦術で歯向かう敵を倒した。聖地ジュベル・バルカルにあるコブラに似た岩。頂上に文字が掘られていることがわかった。発見したのはケンドール博士。博士は5年かけて岩に刻まれた文字を判読していった。そこにはエジプトのファラオの紋章とアッシリア軍に勝利したことが刻まれていた。ブラックファラオはエジプトを侵略から守っていた。繰り返されるアッシリアの攻撃についには敗れ、紀元前663年にブラックファラオは故郷のクシュへ退く。その後、古代エジプトはアッシリアやペルシャなど異民族の支配を受ける時代が長く続く。その間もブラックファラオが復興させたエジプトの神々や伝統は受け継がれ、エジプト王国は繁栄を続けた。しかし、紀元前30年古代エジプトはローマ帝国に敗れその領土の一部として組み込まれる。紀元前30年、古代エジプト王国は滅亡した。
堺さんは古代エジプトの最後を物語るエジプト・アスワンにあるフィラエ神殿にやってきた。エジプトを滅ぼしたローマ帝国は自分たちが信じるキリスト教以外の神々を破壊していった。神殿の片隅には古代エジプトのシンボルである象形文字ヒエログリフが刻まれていた。堺さんが旅の終わりに訪ねたのはクシュの末裔にあたるヌビア人のお宅。目に飛び込んできたのはクシュの人々が愛した青色。オサーマさん一家は伝統料理でもてなしてくれた。現在、ヌビアの人々はスーダンやエジプトで少数民族として生きている。彼らの使うヌビア語は固有の文字がない、クシュの歴史は書き残されてこなかった。しかし、受け継がれる歌がある。異なる文化や伝統を持つ隣国と波乱の歴史を刻んできた古代エジプト、それは3000年の文明を支える礎になった。

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