神奈川県藤沢市にあるノビシロハウス亀井野は一見普通のアパートだが、20代~90代が住む多世代共生型アパート。住人は世代を超えた交流が生まれている。その仕組みの1つが月に1回開催されるお茶会。高齢者のひとり暮らしは賃貸物件の入居を断られやすく孤独になりやすい。高齢者の不安解消のためノビシロハウスが生まれた。若者は日常的な声掛けと月1回のお茶会を開くことで7万円の家賃が半額の3万5000円になる。今では空きが出てもすぐに入居者が決まるほどの人気だという。代表の鮎川さんは「高齢者が住宅を借りられる自由に選べる社会にしていきたい」と話している。