民主党大統領候補・ハリス副大統領はハリケーンで深刻な被害が出た南部の激戦州・ノースカロライナ州を訪問。米国では先月下旬に上陸したハリケーンによる被害で少なくとも227人が死亡。ハリス副大統領は「どんな追加支援ができるか調べるために来た」と語った。ノースカロライナ州は大統領選挙の行方を左右する激戦州の1つで、危機管理にあたる姿勢をアピールするねらいがあると見られる。2012年の大統領選挙では選挙戦の終盤にハリケーンの大きな被害が出て当時のオバマ大統領の対応が評価されたことが再選を後押ししたとされていて、今回もハリケーンへの対応が選挙戦に影響を与えるのか関心が集まっている。