米国大統領選挙の投票が日本時間の今夜始まる。選挙戦最終日、トランプ氏、ハリス氏はそれぞれ激戦州を飛び回り、先ほど最後の集会で支持を訴えた。7つの激戦州の中で最多の選挙人を抱えるペンシルベニア州では、支持率は拮抗している。ハリス氏は17回もペンシルベニアに足を運び、最終日も州内5か所で選挙活動を行った。ハリス氏が終盤で打ち出したのは前向きなイメージの発信。「憎悪や分断の時代からページをめくる時だ」と強調した。最後の集会にはレディー・ガガも登場。ハリス氏は最後に訴えた。「最後の最後で勢いを取り戻した」との分析が出ているハリス氏は、著名人と明るいムードを演出し、支持につなげたい考え。一方のトランプ氏もこの日、同じペンシルベニア州で集会を開いた。トランプ氏は、ペンシルベニア州をこの2か月で16回も訪問している。この日、激戦州3つを飛び回ったトランプ氏は、最後までトランプ節でハリス氏を激しく攻撃した。そして最後のミシガン州の会場に到着したのは、日付が変わった後だった。支持率はハリス氏48.7%トランプ氏48.6%と歴史的な大接戦。投票は間もなく始まる。