日米の関税交渉について。専門家に交渉カード案を聞いた。海野さんは大統領選の激戦州に自動車工場の建設など前例のない大規模投資を行うことによって2028年の大統領選につなげたい、としている。中林さんは石油、天然ガス、とうもろこしをすべてアメリカから買い、自動車の関税を守る案。加谷さんは自動車部品の一部を関税10%にしてもらうことによって自動車関税25%据え置きに。海野さんは「日本製鉄のUSスチールの買収がトランプさんの考え方のパターンや価値観が顕著に出ている。トランプさんは愛国心じゃなく投資額を重視した。つまり実利に動いた。大型投資と2028年の大統領選挙を結びつける交渉のやり方は選択肢の1つとして持っておいても良いのではないか」、加谷さんは「メンツって言っているような人をひっくり返すにはびっくりするようなプレゼントを持っていく。そうでなければメンツを立ててあげるしかない。メンツを立てるためには25%だが、部品は10%など細かい情報が入っていて、トランプ氏としては国民にアピールできますという状況を作ってあげて、かついろんなものを買いますというプレゼントがあれば納得してもらえる可能性があるのではないか」などと話した。