ノーベル平和賞の授賞式は10日、ノルウェーのオスロで開かれ登壇する代表委員3人のうち長崎で被爆した田中煕巳さん(92)が演説を行う。田中さんは被団協の歴史や自身の被爆体験を語る予定で、核兵器の廃絶へ「ひとつ前進する足がかりにしたい」と話した。また昨日現在代表団の渡航費を募るクラウドファンディングに目標額の3倍を超える支援が集まっていて日本被団協は「大きな励ましになる」と感謝を述べた。現地では関連行事のほか学校での被爆証言などを通じて若い世代にもメッセージを発信する予定。
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