ノーベル平和賞の授賞式が行われるノルウェーの首都オスロ・オスロ市庁舎前から中継。今回の受賞決定について、思い出したくないつらい記憶を証言し続けてきた広島の被爆者たちからは、長年の取り組みがむくわれたと、喜びの声が聞かれた。一方で、核兵器を巡る国際情勢が厳しさを増していることへの危機感も強く、95歳になる被爆者は“お祭り騒ぎで終わるのではなく、核兵器をなくすことに今回の受賞が力を発揮しなければならない”と話していた。被団協の被爆者たちは被爆地の切実な思いを胸に、あさっての式典に臨む。
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