- 出演者
- 有働由美子 片岡信和 千々岩森生 草薙和輝 紀真耶 浅尾美和 武隈光希 兵頭慎治
8月後半にも関わらず東京では今年1番の暑さとなった。7日連続の猛暑日。江戸川区の森山記念病院では1台の救急車が到着。94歳の女性患者は熱中症の疑い。東京消防庁によると、都内で午後3時時点ですでに51人が救急搬送されている。夏祭りでは変化を求められている。群馬県の高崎まつりが開催。近年、過酷な暑さが祭りの参加者や観客を苦しめるように。高崎市の最高気温は37.5℃と2日連続の夏祭りとなった。高崎まつりでは全ての山車と神輿に看護師が同行。参加者の体調不良に備えている。熱中症対策を大幅に強化。新たにミストシャワーを設置したりミスト扇風機を増やして設置。会場内に雪まで降らせている。猛暑対策を徹底しているがそれでも救護所には体調を崩した人が次々やってきた。
3日前、記録的大雨に見舞われた鹿児島県南さつま市で住民は片付け作業に追われていた。1m以上水が来た住宅では1年半前に400万円かけてリフォームしたばかり。家財道具も全て水に浸かる。大雨で米づくりにも打撃。土砂崩れが起き道路が寸断されていた。さらに土砂は稲刈り前の田んぼにまで。心配するのは今後の雨。米農家の竹ノ内さんは、また水があふれてきた時に浸水したり土砂が流れ込んできたら収獲が厳しくなるとコメント。今後も不安定な天気が続く一方、東日本と西日本では35℃以上の猛暑日が続く予想、熱中症に注意が必要。
北海道から沖縄まで猛暑がもたらす日本の海の異変について取材。
けさ殺人容疑で容疑者が送検された。容疑者は殺害された女性について、全く知らない人と供述。容疑者と女性は面識がなかった可能性がある。容疑者は事件の数日前から神戸市内に滞在。事件当日も現場近くのホテルの宿泊を予約していたという。容疑者は事件3日前の17日から21日まで休暇。事件当日、容疑者とみられる男が50分以上女性の後をつけていたことがわかった。女性は勤務後、神戸三宮駅へ移動、買い物後、次の電車に乗り換える。乗り換え後も容疑者らしき男の姿が防犯カメラに映っていた。女性は自宅マンションへ、エレベーター内で殺害される。犯行の動機は?容疑者は以前、神戸市内の会社で約10年ほど勤務。以前働いていた神戸の会社の関係者は、3回会社を辞めている。父親が体調を悪くして施設に入りその費用を払っていたのではないか。先に給料を払ってもらえないかというのは何度かあったと話す。容疑者は2022年に神戸市内の会社を辞める。容疑者は2022年5月、神戸市内で20代の女性の自宅に侵入。両手で首をしめて殺害しようとした疑いで逮捕。犯行時間は今回と同じ午後7時台。容疑者は奥多摩町で逮捕される。逮捕の20分前、周辺の防犯カメラには容疑者とみられる男が映っていた。容疑者が神戸市から奥多摩町に移動した理由は不明。容疑者は2年ほど前に東京の会社に入社。勤務していた会社の代表は、夏休みを申請していたと話す。容疑者は正月に神戸から戻ってきた際、以前勤務していた会社に戻るから辞めると話していたという。ただ元会社は再雇用の事実は否定している。なぜ女性を狙ったのか、動機の解明が今後の捜査のポイントか。
ロシアによる攻撃は続いている。23日の空爆で1人が死亡。ゼレンスキー大統領は停戦実現後の安全保障について、ウクライナとアメリカ、ヨーロッパ諸国が枠組みの策定に向けて作業を進めているとして、近日中に完了する予定だと自身のSNSに投稿。ウクライナとの直接会談の可能性について、ロシア・ラブロフ外相は、会談をする準備がある。その議題の準備が全く整っていない。トランプ大統領は、今後2週間でどちらの方向に向かうかわかるだろうと述べ、追加制裁の可能性を再び言及。今年2月にオープンしたモスクワのショッピングモールでは当初100の店舗が入る予定だがいまだ事業者が見つからず。消費者金融では半年で34%の利息がつくという。それでも物価高の影響で生活費を払えず消費者金融に頼らざるを得ない住人が後を絶たない。これまで欧米諸国からの経済制裁の数は2万8000件以上(タス通信より)。70%の銀行資産に影響。GDPの成長率は右肩上がりとなるが、今年に入り急激に減速している。プーチン大統領は国民に対し、制裁の影響で深刻ではないが一定の影響が出ていると発言。6月には軍事費削減を考えていると発言。財政難から軍事費削減も示唆。ベッセント財務長官は停戦を強いるひとつの方法は経済。不均衡な経済状況にあると述べた。
タス通信などはロシア軍が中距離弾道ミサイルをウクライナの大統領執務室に撃ち込むという提案をプーチン大統領にしていた。この提案に対して、プーチン大統領は、ロシアは平和的に紛争の解決を望んでいるとして攻撃を拒否したと報じている。なぜこのタイミングで報道?防衛研究所・研究幹事・兵頭慎治氏に話を聞く。この直前、トランプ氏が、ウクライナ軍がロシア領内に攻撃することを認めるかのような発言をしている、それを受けた形か。ひとつのけん制をしている。ロシア経済について、ロシアのGDP成長率は1.1%に失速。これまで戦争特需で過熱気味だった。国家財政も赤字が見込まれる。戦闘は続けられるが外交的な交渉も視野に入れざるを得ない。石油などの輸出はインドや中国に安く買い叩かれている。習主席からウクライナ独立記念日の祝辞を受ける。中国の動きについて、習主席が気を遣っている。バランスを取った。10日後には中国がロシア・プーチン氏を招待した軍事パレードを行う、これも注目。和平交渉について、ロシア側が消極的な姿勢をみせ膠着状態。ロシアを攻撃すると交渉決裂し和平が達成されずトランプ氏がノーベル平和賞をとれなくなるため実際に攻撃があるかは割り引いてみている。領土割譲について、トランプ氏を交渉に誘い出す呼び水と指摘。プーチン氏の基本姿勢について、ウクライナ紛争の根本原因除去。中立化、非軍事化、非ナチ化。交渉が短期で妥結するかどうかまだまだ余談を許さないのではないかと指摘。
ウクライナの友人からのメッセージ内容。ウクライナの人々は戦争に深く疲れています。戦争は3年半にもわたりました。子どもたちから子ども時代を奪いそして毎日人の命を奪い続けています。私たちにとって戦争はテレビの中の出来事ではありません。窓の外に広がる現実です。きょうが自分の人生の最後の日になるかもしれないそう思いながら毎日を生きています。それでも私自身はこの苦しい状況が続いたとしても「本当の平和」が実現するまで耐えたい。私たちが望んでいるのはただ戦争が止まることではなく二度と戦争が起きない持続的な平和です。
ガザ地区でイスラエル軍によって殺害された人の8割以上が民間人。戦闘員の犠牲者は8900人。5月時点でのガザ地区の死者の総数は約5.3万人。
日曜日、虎のエースが先発。沖縄尚学が初優勝。
沖縄県勢夏の甲子園制覇は15年ぶり。空港では凱旋した沖縄尚学の選手たちをたくさんの人たちが出迎えた。チームをまとめていたのが眞喜志拓斗主将。眞喜志の母は決勝当日が誕生日。試合前のやり取りの様子。沖縄に戻り親子が対面。
オリックスの中川圭太選手がタイムリーヒット、これで13試合連続ヒット。7回には若月健矢選手が5号ソロホームラン。オリックス3-2楽天。
日曜日8連敗中の西武、魔の日曜日脱却なるか。西武は2回に満塁のチャンス。渡部聖弥選手がレフトフライ、ロッテから先制ならず。西武の先発は隅田知一郎投手。ロッテ2-0西武。西武は魔の日曜日、9連敗。
首位のソフトバンクと2位の日本ハムが直接対決。ソフトバンクが勝てば優勝マジック点灯。ソフトバンクの先発は防御率リーグトップのモイネロ投手。日本ハムの先発はリーグ最多12勝の伊藤大海投手、9回を投げきる。2人はお互い海釣りが趣味。今度一緒に行く約束をしているという。延長10回、日本ハムは満塁のチャンス。途中出場の奈良間大己選手がサヨナラタイムリー。日本ハム1-0ソフトバンク。日本ハム勝利でソフトバンクとのゲーム差は0.5。
広島・前川誠太選手がタイムリーヒットで先制。末包昇大選手が11号ツーランホームラン。広島は連敗ストップ。広島5-4中日。
巨人の先発は赤星優志投手、筒香嘉智選手にホームランを打たれリードを広げられる。5回には沖縄尚学出身の巨人・リチャード選手が看板直撃のソロホームラン。スポンサーからリチャードに100万円が贈られる。巨人は4連勝ならず。DeNA4-2巨人。
阪神のエース・才木浩人投手、日曜日の試合は11連勝中。サンデー才木、白星は?才木は3回までヤクルトに得点与えず。佐藤輝明選手が32号ソロホームラン。村上宗隆選手が10号ソロホームラン。再び村上との対決は空振り三振。才木浩人はリーグトップの12勝目。阪神8-1ヤクルト。
新体操の世界選手権で日本代表が初の金メダルを獲得。オリンピック、世界選手権を通じて初の快挙。
連日の猛暑で海の中にも異変、東京湾が熱帯化している。
東京都心でも今年一番の暑さとなった。北海道根室市では大漁のサンマが水揚げされた。今年の初水揚げは173tと前年比で2.6倍。仙台水産・本郷部長は奇跡のサンマといえるくらい大きいサイズのサンマが入ったと思っているとコメント。近年、北海道で豊漁が続いているのがブリ。直近の10年間で漁獲量が倍増。今年もすでに水揚げが始まっている。魚の変化に対応追われている。兼由は創業100年以上続く老舗、先月からブリの加工品を始める。漁獲量の変化に応じて34種類増やした。海面水温の変化と海流を可視化した特殊な地図で去年と比較。三重大学・地球環境学・立花教授は、冷たい水が北海道に入ってきたので、冷たい水温をサンマは好むのでサンマのとれ高が上がってきたと述べた。海面水温の平年差。平年より高い。温かい海水を好む魚が今まで見られなかった海域でとれる一因とみられる。
海水温上昇の影響は全国各地に。沖ノ島マリンスノー・岡本さんは、南方系のサンゴとか魚が増えている。シュノーケリングツアーに同行。9年前の映像と比較。海藻がなくなってしまう。海中にはサンゴが点在。東京湾の沖ではサンゴの群生地が急拡大している。沖縄県恩納村はサンゴの保全活動が活発な地域。サンゴ礁は村の大切な宝として2018年「サンゴの村」を宣言。プロ水中カメラマン・広部さんは、大きな変化を感じているという。海岸から1kmのポイントはサンゴが死滅。魚もまばら。7年前の映像と比較。この風景が一変したのが去年。白化現象は海水温の上昇などが原因でサンゴ体内の褐虫藻が弱り白く変色。長期間続くとサンゴが死滅してしまう。海水温の上昇が原因か。漁獲量が減っている海産物は、北海道ではサンマ、スルメイカ、岩手ではサケ、長崎ではサワラ。