2025年8月17日放送 20:56 - 22:15 テレビ朝日

有働Times

出演者
有働由美子 片岡信和 千々岩森生 草薙和輝 紀真耶 浅尾美和 武隈光希 
(ニュース)
お盆休み最終日 夜空にランタン

東京・江戸川区にある證大寺で毎年8月17日に行われる「十七夜まつり」を紹介。6歳の時に広島で被爆した小谷孝子さんが被爆体験を腹話術で伝えると、子どもたちがランタンに平和への願いを書き込み夜空に浮かべた。。

最大9連休となったお盆休み最終日、駅のホームには別れを惜しむ人々の姿。各地で帰国やUターンラッシュを迎え、高速道路は渋滞になった。中央自動車道小仏トンネル付近では午後4時ごろに17kmの渋滞が発生。事故も相次ぎ、関越自動車道では午後2時前、高坂SA付近で乗用車2台による追突事故 し、さらに付近で乗用車3台による玉突き事故があった。

一方、東京ディズニーランドや東京サマーランドは大勢の利用客で賑わった。今年で50回目となる「コミックマーケット106」が行われた東京ビッグサイトも開場前から行列ができた。きょうの東京都心の最高気温は34.8℃。参加者たちは暑さ対策をしながら待機。来場者数は2日間で約25万人。大阪からコスプレ目的で参加した女性は暑さ対策をしながら太陽の下で最高の1枚を撮影した。静岡から来たという男子エは”水冷服”などで暑さ対策しながら満喫していた。

長引く暑さで、海水浴客にも変化。朝の8時に来て10時には帰路につく親子。昼間の暑さを避け朝の早い時間に海水浴を楽しむ人たちが増えている。ランタンの打ち上げが行われた證大寺が運営する霊園でも暑さ対策の取り組みを始めた。船橋昭和浄苑では今年から”夜間の墓参り”を開始。午後7時を過ぎてからお参りする人の姿が見られた。墓参りは地面に近い場所での作業が多く熱中症リスクが高まるという。日没後、ソーラーランタンが参道を照らす。井上城治住職は「精霊流しとかお盆の法要は夜のお参りが多い。昔のように”夜のお参り”に夏は戻っていけばいいのでは」と語った。

中継 お盆休み最終日 高速道路の渋滞は?

東名高速道路から中継でお盆休み最終日の高速道路の状況を伝えた。数時間前まで厚木ICから約10kmの渋滞があったが、現在の海老名SA付近はスムーズな流れとなっている。海老名SAで取材したところ、予定を早めて帰宅する客がいた。中央道や関越道などでは事故が発生。各高速道路では渋滞が解消されつつある。

速報 マニラで日本人2人撃たれ死亡

フィリピンの首都マニラの路上で日本人2人が拳銃で撃たれ死亡した。防犯カメラには銃撃された瞬間の映像が残っていた。マニラ市の繁華街でおととい午後10時すぎ、白いタクシーから数人が降りてくると数秒後に周囲の人が次々逃げ出す様子が見られた。その場所に残るのは、バイクに乗り黒いマスクをしているかのような人物。約10秒後には全身黒ずくめの人物と2人乗りで走り去った。この2人が日本人2人を銃撃した容疑者とみられ、マニラ警察が行方を追っている。マニラでは日本人を狙ったとみられる拳銃を使った強盗事件が相次いでいて、日本大使館は現地に住む日本人や旅行者に対し、夜間の徒歩での移動を控えるよう注意を呼び掛けている。

速報 米ウクライナ会談 欧州首脳も同席へ

日本時間のきのう早朝に行われた米ロ首脳会談。プーチン氏が和平合意の条件として、ウクライナの東部2州の明け渡しを求めていたことがきょう新たに報じられた。18日にアメリカで行われるゼレンスキー大統領とトランプ氏との会談にはフランス・マクロン大統領、イギリス・スターマー首相など欧州首脳が同席することが新たにわかった。

16日、趣味のゴルフに出発したトランプ大統領。前日にプーチン大統領をアラスカに州に招いて行われた首脳会談の詳細がわかってきた。ニューヨークタイムズによると、プーチン氏はウクライナが東部ドンバス地方をロシアに割譲する見返りに、今後ウクライナを攻撃しないと書面で約束すると提案。ドンバス地方にあるルハンシク州とドネツク州。アメリカの戦争研究所によると、ロシアはルハンシク州の全域を掌握したが、ドネツク州の25%程度は制圧に至っていない。ウォールストリート・ジャーナルは、戦闘終了後のウクライナに対しトランプ氏が「安全の保証」を提供する用意があると欧州各国の首脳らに伝えたと報じた。ヨーロッパ主導の平和維持部隊にアメリカ軍が支援する可能性を示唆したという。

領土の割譲案をトランプ大統領から電話で聞いたというゼレンスキー大統領は「トランプ大統領はロシアの指導者との会談とその主な議論のポイントについて知らせてくれた。私たちはトランプ大統領が提案するウクライナ、アメリカ、ロシアの3者会談を支持する」と投稿。アメリカのニュースサイト「アクシオス」によると、トランプ氏は早ければ22日に3者会談を開催したいと伝えたという。ロシアの国営メディアは首脳会談を中継で報道。プーチン氏を異例の厚遇で出迎えたトランプ氏。ロシア大統領府によると、帰りのプーチン大統領の専用機をアメリカ軍の戦闘機が護衛。会談の様子を見たモスクワ市民は「大きな勝利」、「制裁導入は延期されたし平和の希望が見えてきた」などと語った。一方、ウクライナメディアは「何の合意もなかった」と報道。、息子を戦場で亡くした母親は「アメリカが赤いカーペットを敷かないことを期待していた。どうしてあのような暴君をあんなふうに迎えられるのか」などと話した。

会談中もロシアによる攻撃は続いていた。兵士は「どうしたら自分たちの領土を手放すことができるのか。最後まで戦い抜かなければならない。あまりにも多くの犠牲者が出た」と語った。18日にはワシントンでトランプ大統領と会談し、22日にも3者会談の可能性があるゼレンスキー大統領。CNNではロシアの専門家が「ゼレンスキー氏だけでなく欧州首脳も対応の見直しを迫られるだろう。プーチン氏の方が多くの切り札を確保している現実に向き合わざるを得ない。力の差が歴然でウクライナはこの案をのまざるを得ないかもしれない」と伝えた。一方、トランプ氏は会談のとき、メラニア夫人からの書簡をプーチン大統領に手渡したという。子どもたちのために平和を求める内容だった。

プーチン氏“領土割譲”提案か/プーチン氏の提案を丸のみ?/“領土割譲”阻止へ欧州首脳も同席

「“和平合意”へ方針転換の背景」と「アメリカ、ウクライナ首脳会談のポイント」について、CNN東京支局国際特派員のモンゴメリー花子とともに見ていく。きのうの米露首脳会談でプーチン大統領から停戦の言質は取れなかったトランプ大統領だが、会談後、自身のSNSに「ロシアとウクライナの悲惨な戦争を終わらせる最善の道は単なる停戦ではなく、直接、和平合意に進むことだ」と投稿。投稿の背景についてCNNは、ロシアの攻撃を今すぐに止める「停戦」ではなく、「和平合意」に注力すべきというロシア側の立場を受け入れたと指摘。首脳会談でプーチン大統領はウクライナ東部のドンバス地方を明け渡すよう要求。その見返りとして戦線を現状で凍結し軍事行動を行わない意向を明らかにした。これについてモスクワの前田支局長に聞く。

モスクワからの中継でモスクワ支局長の前田洋平が報告。アラスカから戻ったプーチン大統領は、その足でクレムリンに来て、政府高官らを集めて会談の詳細な報告をした。「トランプ大統領に対してウクライナ危機の根本的な問題についてよく話し合うことができた」と語っている。会談でプーチン大統領は分厚い資料を持ち込んでいた。いかにウクライナへの侵攻が正しいかをトランプ大統領に説明したとみられる。ただ、会談は3時間あまりで終わっているので、どこまでトランプ大統領が説得されたのかは分からない。停戦ではなく、数年以上かかる和平合意に考えを切り替えたあたりは、プーチン大統領の考えに染まっているといえる。和平合意にすることでロシアとしては平和を望んでいると言いながら戦闘を続けることができる。ウクライナ、ヨーロッパ側は今すぐにでも停戦をして、そこから条件を話し合っていこうとしているが、そうなると戦闘が止まってしまう。ロシアとしては今、有利な立場にある戦場で戦闘を止めたくないので 和平合意が重要だという主張を繰り返している。ドンバス地方を明け渡せば、ロシアの軍事侵攻が終わる保証はない。ヨーロッパ、特に北欧は非常にこれを警戒。プーチン大統領は「根本的な問題を解決しなければならない」という主張を繰り返している。根本的な問題とは、NATOから支援を受けているゼレンスキー政権。仮に領土が広がっても、すぐ隣にNATOの息のかかった政権がいればロシアの安全が脅かされているという考え方。領土が増えたとしてもドンバス地方を足がかりに新たな攻撃を仕掛けてくるのではないかとウクライナやヨーロッパは考えている。

モンゴメリー花子が解説。トランプ大統領はなぜプーチン大統領の言うことを、ある意味“丸のみ”したのか。トランプ大統領が不満を感じていることが背景。VTRでもプーチン大統領は笑顔だったが、トランプ大統領はかしこまったような顔をしていた。トランプ大統領は自分のことをディールメーカーとしてアピールしてきた。選挙中、「自分が大統領だったらそもそも戦争がなかった」という主張をしてきている。自分の力で戦争が終わっていないことに不満を抱いているため、なるべく早くこの戦争を終わらせようという立場でロシアの立場を受け入れようとしている。22日に3者会談を行いたいというのも、おそらくその一部の方法。トランプ大統領がプーチン大統領の話をのんだ点について、アメリカ国民はおそらく衝撃を受けている。多くの問題に関しては党派によって意見が分かれているが、最近、ロシアによるウクライナ戦争に関しては意見が一致している。共和党の方でも民主党の方でも「プーチン大統領は悪い人だ」「アメリカはウクライナへの支援を増やすべきだ」といった意見が増えてきている。

今後の鍵を握るのが18日に行われるトランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談だが、トランプ大統領はこの場でゼレンスキー大統領に領土割譲を迫る可能性も指摘されている。仮に領土割譲をアメリカ側が認めると武力による現状変更を許すことになり、戦後の国際秩序が崩壊する恐れがある。欧州連合のフォンデアライエン欧州委員長などヨーロッパの首脳たちが会談に同席することを明らかにした。アメリカのアラスカ州アンカレジから中継でワシントン支局長の梶川幸司が報告。会談のポイントは領土と安全の保障。トランプはFOXニュースのインタビューでプーチンとの会談では領土問題を巡って話し合い、大筋での合意はできていると示唆した上で、「合意をまとめるかどうか、それはゼレンスキー次第だ」と述べている。領土の割譲というプーチンの要求に沿う形でトランプがゼレンスキーに譲歩を迫る可能性がある。その一方でトランプはウクライナの安全の保障について何らかの形で関与する姿勢を見せつつある。戦闘が終わった後に再びロシアの侵略を防ぐ安全の保障を巡っては、これまでトランプはアメリカが戦争に巻き込まれかねないとして極めて消極的なスタンスを取ってきた。どこまで関与するつもりがあるのかがポイント。ただ、ウクライナにとっては領土の割譲は簡単にのめる話ではない。その場合、トランプは事態が前に進まない責任をゼレンスキーに負わせて、ウクライナへの圧力を強める恐れもある。いずれにしてもゼレンスキーは難しい局面に立たされている。

アラスカからの中継でワシントン支局・梶川の報告を受けて、モスクワからの中継でモスクワ支局長の前田洋平が報告。トランプ大統領は3者会談をやりたがっているので、ゼレンスキー大統領は「自分も出たい。自分こそ停戦を望んでいる」と積極的にアピールすると見られる。まずは停戦が重要だということを改めてトランプ大統領に説明すると見られる。仮にトランプ大統領がドンバス地方の割譲を求めてきた場合、領土が増えてもプーチン大統領は戦争をやめないとトランプ大統領に説得し、理解してもらおうとする。22日の3者会談にプーチン大統領が出席するかは非常に懐疑的。「ゼレンスキー大統領に会う」とは言いつつも「それは準備の整ったときだ」という言い方をしている。ゼレンスキー大統領が大統領であること自体、プーチン大統領は認めていない。「会うためには、ゼレンスキー大統領が大統領選をするべきだ」と言っていたり、「最終的な合意案ができるまでは会わない」という立場は変えないと見られる。

モンゴメリー花子が解説。アメリカメディアが注目するのは、月曜日に行われる首脳会談。ロシアへの領土譲渡、安全保障の話をどうやって進めていくのか。そして、トランプ大統領がどこまでゼレンスキー大統領にプレッシャーを与えるかに注目すべき。テレビ朝日の千々岩森生によると、トランプ、ゼレンスキー会談に出席するヨーロッパの首脳たちは日本時間の10時ぐらいにオンラインで集まる。そこには石破総理大臣が参加する。石破総理がどんな主張をするかについて、千々岩は「ウクライナ、当然日本はコミットするけれども、ただ忘れてほしくないのは、きょうのウクライナは明日の東アジア」などとコメント。中国の現状変更の動きを睨んだ主張をすると思われる。

パキスタン豪雨 死者300人超

パキスタン各地で豪雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、これまでに300人以上が死亡、多数の行方不明者が出ている。現地メディアなどによると、パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州全域で14日から15日にかけて集中豪雨により洪水や土砂崩れが発生。

またヒグマ被害 札幌の公園でも目撃

北海道でクマの被害と目撃情報が相次いでいる。きょう午前、札幌市豊平区の西岡公園の管理人からクマの目撃情報があったと通報があった。警察によると、公園内で複数人がクマを目撃したほか、獣とみられる鳴き声を聞いた女性もいた。江差町では家庭菜園のスイカおよそ10個、トウモロコシおよそ35本などが食い荒らされた。クマによる食害とみられている。北海道は江差町全域にヒグマ注意報を発表して、警戒を呼びかけている。

スポーツTimes
藤浪が 復帰登板 甲子園では魂の熱投

きょうはDeNAの藤浪投手が日本球界復帰登板。中日が講じた藤浪対策が話題となった。夏の甲子園では、ベスト8をかけ沖縄尚学の2年生エースが熱投。

沖縄尚学 2年生エースが魂の熱投

第107回全国高校野球選手権大会の3回戦、沖縄尚学5-3仙台育英。沖縄尚学は1点リードの5回、先発の2年生エース・末吉良丞が満塁のピンチ。仙台育英4番の川尻結大に2点タイムリーを浴び逆転を許す。2年ぶりのベスト8へ、沖縄尚学は7回、2番の眞喜志拓斗が同点タイムリー。3-3で迎えた延長11回のタイブレーク、沖縄尚学がついに勝ち越し。そのウラもマウンドに上がった末吉は公式戦自己最多169球を投げ完投。沖縄尚学は甲子園、春夏通算30勝達成。一方、敗れた仙台育英、きょう2安打の土屋璃空に弟の土屋陽路が声援を送っていた。土屋璃空は「陽路の声だけ一番聞こえる」などとコメント。土屋陽路は「お兄ちゃんの背中を追って甲子園に出て、お兄ちゃんより記録で上に行きたい」などとコメント。

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