- 出演者
- 八木麻紗子 大下容子 吉永みち子 斎藤康貴 林美沙希 末延吉正 林美桜 水越祐一 駒見直音
オープニングの挨拶。
きのう、大阪・道頓堀の雑居ビルで火災があった。消防車など62台が出動したこの火事で、20代の女性と消防隊員6人が救急搬送され、そのうち浪速消防署の消防司令と消防士の2人が亡くなった。死亡した2人は消火活動中に崩落が起き、行き場を失ったとみられている。大阪市・横山英幸市長は「崩落して下の階に落ちたということではなくて、崩落を受けて避難・退避していく中で命を落とした」と説明。この火事で少なくとも約100平方メートルが焼けた。消防は今後、事故調査委員会を立ち上げ、原因の究明を進めるとしている。作家・エッセイスト・吉永みち子は「火災のプロである消防隊の方が2人亡くなるということは極めて異例なことではないか。2つのビルだと思っていたら1つだという話もある。2つのビルの間に通路があったんじゃないかとか色んなことが言われている。構造上、消防が把握していない改ざんが行われていたんじゃないかと想像できなくもない」とコメントした。
オープニング映像。
山梨・山中湖の空の様子を中継映像で伝えた。きょうも東北から九州は35℃以上の猛暑日が続出する。午後は大気の状態が不安定で天気の急変に注意が必要。
作家・エッセイスト・吉永みち子、ジャーナリスト・東海大学客員教授・末延吉正を紹介した。
トランプ大統領は18日、ホワイトハウスで行われたゼレンスキー大統領らとの会談後にSNSでロシアのプーチン大統領に電話したことを明かし、「プーチン氏とゼレンスキー氏の会談を調整中」とした。2者での協議後、トランプ氏も交えた3者会談を行う方針。時期については言及しなかったが、ドイツ・メルツ首相は記者会見の中で「トランプ氏が2週間以内にロシアとウクライナの首脳会談開催を目指している」と明かした。ゼレンスキー氏はロシアとの首脳会談について「ウクライナはいかなる形式でも会談を行う準備が整っている。条件を付けずに行われるべきだ」と主張している。また、トランプ氏との会談では「領土について長時間議論した」と明かし、ウクライナが求める「安全の保証」については10日以内に詳細が詰められるだろうと述べた。
4月、神奈川・藤沢市の路上で帰宅途中だった女子高校生の上半身を触るなどのわいせつな行為をした疑いで大学4年の男が逮捕された。警察によると、容疑者は「学校は?学年は?」「写真を撮ろう」などと声をかけ、体を密着させ触ったという。容疑者は「女の子の腰を触って引き寄せたが、上半身を触った認識はない」と容疑を一部否認している。神奈川県内や都内では同様の手口による被害が複数件あり、警察が関連を調べている。
全国の気象情報を伝えた。熱中症警戒アラートが24都府県に出ている。
日本時間の午前2時20分ごろ、アメリカ・トランプ大統領とウクライナ・ゼレンスキー大統領による首脳会談がホワイトハウスで行われた。15日に行われた米露首脳会談では共同会見で「進展した」と語られたが、「停戦合意」についての言及はなく、トランプ大統領はウクライナ側が主張してきた停戦合意ではなく、「和平合意」を目指すべきとした。さらに、プーチン大統領は和平合意の条件としてウクライナ2州の割譲を求めていたことも報じられた。トランプ大統領も17日、SNSに「クリミアは戻らない」と投稿。これに対し、ゼレンスキー大統領は「殺戮を止めなければならない。停戦して最終合意に向けて迅速に取り組む必要がある」と述べた。相反する両者の意見。首脳会談では何が話されたのか。
日本時間の午前2時すぎ、トランプ大統領はウクライナ・ゼレンスキー大統領を笑顔で迎えた。首脳会談の冒頭、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領に感謝の意を示し、「私たちは三者会談に向けて準備ができている」と続けた。ロシア・プーチン大統領を交えた会談に臨む用意があるという考えを改めて示した。ウクライナが求める「安全の保証」をめぐり、トランプ大統領は「アメリカが関与する」と明言。ロシアとの三者会談が行われれば「良い結果になる可能性が高い」「おそらく戦争を終わらせることができると思う」とも述べた。一方、首脳会談前のウクライナ国内では17日夜~18日朝にかけて各地でロシアのドローンやミサイルによる攻撃が相次いでいる。東部のハルキウ州ではドローンが共同住宅に直撃し7人が犠牲になった。ゼレンスキー大統領は「ロシア軍はあらゆる手段を尽くして人の命を奪い続けている。だからこそ確かな安全の保証が必要だ」としている。ウクライナが主張する「停戦」か、アメリカが提示する「和平」か。約4カ月ぶりの直接会談で何が決まったのか。
日本時間きょう未明、ヨーロッパ各国の首脳も交えた異例のアメリカ、ウクライナの首脳会談が行われた。主な議題はウクライナの安全の保証、ロシア・ウクライナの首脳会談。ウクライナの“安全の保証”について、トランプ大統領は会談後、自身のSNSに「アメリカの調整のうえ、欧州各国がウクライナに提供する安全の保証について協議した」と投稿。詳細は述べられていないが、会談前にトランプ大統領は「プーチン氏が安全の保証を受け入れた。欧州が多くの負担を負うがアメリカも支援し安全な体制を築く」と枠組みについて発言していた。会談後、ドイツ・メルツ首相は「ウクライナの安全の保証にはヨーロッパ全体が参加すべき」と発言。ゼレンスキー大統領は会談後に取材に応じ、安全の保証の枠組みについて「安全の保証の詳細は10日以内に決定される」と述べた。笹川平和財団上席研究員・畔蒜泰助は「アメリカが軍隊を派遣するということはないと思う。ヨーロッパの軍事的な能力は限られているので、何か起きた時にアメリカが衛星情報などでサポートする。武器の供与はヨーロッパは能力が足りないので、基本的にはアメリカ製の武器をヨーロッパが購入してウクライナに供与する枠組みを作るということだと思う。NATOへの加盟ではなく、ヨーロッパだけの安全の保証の枠組みにもならないんじゃないか」などと解説した。
トランプ大統領は会談後、プーチン大統領と電話で協議し、プーチン大統領とゼレンスキー大統領との会談について開催地を決定するための調整を開始したと発表した。その後、トランプ大統領も入った3者会談が行われる予定。ドイツ・メルツ首相によると、プーチン大統領はトランプ大統領に対して2週間以内にゼレンスキー氏と会う用意があると話したという。ロシア・ウクライナ首脳会談の焦点となるのが「領土割譲」。アメリカメディアによると、先日の米露首脳会談でプーチン大統領はウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州の割譲を要求。畔蒜氏は「ロシアはドンバス地方の占領しきれていない地域とハルキウなどのドンバス外のロシアが一時的に占領している地域を交換する形のディールを持ちかけている。国境線の変更をウクライナに認めさせるということではないと思う」などと解説した。ゼレンスキー大統領は「ロシア、アメリカの3者でのみ協議すべき。ロシアが応じない場合は制裁が強化されなければならない」と話している。畔蒜氏は「アメリカはロシアに対して2次制裁はかけたくない。2次制裁をかけても中国やインドはロシアからの購入をストップする気配を示していない」と解説した。
作家・エッセイスト・吉永みち子は「プーチン氏は最終的にウクライナをどうしたいのか。国境線が形式上と実質上が違ってしまうことが何を生み出すのか、その先が想像できない。完全にウクライナを自分の支配下に置きたいというのがプーチンさんの望みであるならば、この状況は経過でしかないんじゃないか」とコメントした。畔蒜氏は「ロシアが戦争を始めた目的は何段階かある。直接的な理由はウクライナ東部のドンバス地方のロシア語を話す人たちの救済だった。国内的にはドンバス地方などが自分たちの支配下に置いたと説明することは、戦争をやめるための理由付けにはなる。西側がウクライナを支える形で今の状況をできるだけ維持することしかない」などと解説した。ジャーナリスト・東海大学客員教授・末延吉正は「ウクライナに対してアメリカは安全のために関与するというカードを切った。双方にカードを切って着地点を探すのは次の3者会談で向かえば、具体的な絵が見えてくると思う」とコメントした。
「大人も楽しめる」を目指す千葉市動物公園。その仕掛け人はサラリーマン出身の園長だった。マニラで日本人2人が銃撃され殺害された事件、現地警察はツアーガイドを含む2人の身柄を拘束した。
きょうのラインナップを紹介。レッサーパンダの「風太くん」で一世を風靡した千葉市動物公園が「大人も楽しめる動物園」を掲げていて話題となっている。仕掛け人は元サラリーマンの園長、動物園のあらなた魅力を取材した。フィリピン・マニラで日本人観光客2人が銃撃され死亡した事件、地元警察が事件に関与したとみられる2人を拘束した。
15日フィリピン・マニラの繁華街で日本人観光客2人が銃撃され死亡した事件。地元警察が事件に関与したとみられる2人を拘束した。被害者の2人は宿泊先からガイドとタクシーで移動、降車直後複数の男らに囲まれ発砲されたという。その後犯人グループの1人が荷物を物色し仲間が運転するバイクで逃走したという。現地警察は計画的犯行で強盗に見せかけるため所持品を奪ったとみていて、事件の経緯を調べている。
フィリピン国内で日本人が襲われる事件は最近相次いでいて、日本側も対策を求めている。近年日本人が強盗被害に遭うことが相次いでおり、現地の日本大使館によると去年10月以降日本人が被害にあった強盗事件は20件。去年頃から日本人が狙われる強盗事件が増え日本人を専門に狙うグループが暗躍しているという。
かつてレッサーパンダの「風太君」で一世を風靡した千葉市動物公園は子供だけでなく「大人も楽しめる動物園」を掲げ話題となっている。千葉市動物公園内にある動物科学館は今年3月にリニューアル、熱帯雨林のスコールを再現し動物の知られざる姿を間近で観察することができる。さらにこちらの大きなモニターでは多くの絶滅危惧種が生息する熱帯雨林の役割や今起きている環境問題を知ることができ、“学べる施設”として人気。子供と大人が一緒に学ぶことができるこの施設の仕掛け人は園長の鏑木一誠さん。園長が目指すのは飼育する動物を見せるだけでなく、本来の野生の姿を感じてもらうこと。そのため野生の姿に近くなるよう餌の与え方も工夫されている。「大人も学べる動物絵」として知られるようになり、ここ数年は来園者が増加している。
千葉市動物公園は法律上博物館としての要件を満たしているとして、登録博物館として登録されている。登録博物館の動物園は旭山動物園、日本モンキーセンター、京都市動物園など9カ所が登録されている。千葉市動物公園は去年11月に登録された。千葉市動物公園の鏑木一誠園長は「多様な命が危機に瀕していることを学ぶきっかけになる動物園にしたかった」などと話している。
これまでに入っている最新ニュースと注目のニュース。きょうのラインナップについて紹介した。