アメリカのウィットコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿・クシュナー氏も参加し行われた、イスラエル政府の閣議。イスラエル政府は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐるイスラム組織ハマスとの和平案について、「第1段階」の合意を正式に承認した。これを受けてイスラエル軍は、ガザでの停戦が現地時間10日正午に発効したと発表。イスラエル軍は一部撤収をはじめ、72時間以内にハマスが拘束する人質が解放される見通し。こうした中、今回の和平案を提案したアメリカのトランプ大統領はインドとパキスタン、タイとカンボジアの停戦など自身の成果を強調。さらに和平案の合意を受けてイスラエル首相府がSNSに投稿した画像には、ノーベル平和賞のメダルを首にかけたトランプ氏とネタニヤフ首相の姿が。実はトランプ氏は以前からノーベル平和賞の受賞に意欲を示してきた。しかし日本時間の午後6時、ノーベル賞委員会は今年のノーベル平和賞をベネズエラの民主化運動を率いてきた野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏に授与すると発表。ベネズエラ国民の民主的権利を促進する活動などを評価した。これに対しアメリカ・ホワイトハウスの広報部長は、SNSで「ノーベル賞委員会が平和より政治を優先していることを証明した」と批判。ただノーベル賞委員会のフリードネス委員長は「長い歴史の中で、委員会はあらゆる種類のキャンペーン活動を見てきた。毎年何千通もの手紙を受け取るが、決定はノーべルの遺志と業績にのみ基づく」と述べ、あくまで人類に最大の貢献をした人物が受賞するというスタンスに変わりはないと強調した。
