トランプ大統領は14日サウジアラビア・リヤドに降り立った。この後カタール、UAEと中東3カ国を歴訪する予定。狙いは巨額の対米投資。きのうの首脳会談ではサウジアラビア側が表明している6000億ドル(約89兆円)の対米投資に、トランプ大統領はさらなる上積みを期待する場面もあった。アメリカが獲得するディール(取り引き)は3カ国あわせて1兆ドル(140兆円)超えるとみられる。ハドソン研究所・ジネブ・リボア氏は、中東では中国の存在感が増してきている。そうした中、トランプ大統領が訪れることで中東の安全保障をアメリカが重視していることを示す狙いがあると指摘した。トランプ大統領はシリアへの制裁を解除する方針で、14日シャラア暫定大統領に会う予定。