昆虫では9割以上が飛翔能力を持つ。このうちハチについて、飛べる理由が長らく解明されていなかった。体の割に羽が小さく、浮き上がらせるのは困難とされてきた。最新の研究の結果、ハチは1秒間に185回羽ばたいていると判明。羽を根本からねじる特殊動作により渦が生まれ、上向きの力で体が浮き上がるという。羽が小さいため花の間を飛び回れたり、微妙な方向転換ができるなどのメリットも。表高2300mのピレネー山脈に生息するハナアブの仲間。花粉を運ぶため最長2000kmの移動を数十億匹規模で行う。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.