イギリスやカナダなどがパレスチナを国家として承認することを正式に発表、G7としては初となる。スターマーは21日、「2国家解決の希望は薄れつつあるがその光を消してはならない」と強調した。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの容赦ない爆撃や飢餓・荒廃は容認できるものではないとした一方で国家承認はハマスへの報酬ではないと、人質を解放するよう求めた。またこの日カナダ・オーストラリア・ポルトガルもパレスチナ国家承認を発表、フランスも近く発表する見通しの他、国連では22日パレスチナ問題解決に向けた首脳級の会合を開催予定ということ。パレスチナ自治政府は声明を出し、「占領の終結と持続的な平和の実現に真剣に取り組む姿勢を明確に示すもの」だと歓迎し、ネタニヤフ首相は「テロに対して計り知れないほどの報奨を与えている」と非難したうえでパレスチナ国家が建設されることはないと反発した。