国連人権理事会の調査委員会は23日、ガザ地区での子どもに対する暴力や犯罪について報告書を発表した。報告書では、イスラエルとハマスの戦闘が始まった2023年10月から2年間でガザ地区で2万人以上の子どもが死亡し、イスラエル側は無人機などを使って直接子どもに向けて発砲したり、破壊力の大きな兵器で多くの子どもがいる住宅や学校などに向けて幅広い攻撃を行ったりしたと指摘している。また、去年10月に停戦が発効してからもイスラエル軍の支配地域の境界線に近づいた子どもが殺害されるケースが続いているとしている。こうした行為について報告書は、ジェノサイド、集団殺害の罪にあたるとも指摘している。これについてイスラエル外務省の報道官は、ハマスが子どもを「人間の盾」として利用していることを調査委員会が無視していると主張し、「でっちあげの中傷を絶対に認めない」などと反発している。
