プロ野球は現在12球団で1軍と2軍の公式戦を行っている。2軍の公式戦に静岡と新潟を本拠地とする二つの球団が新たに参加することが今日内定した。注目が集まったプロ野球のオーナー会議。オーナー会議の議長の西武・後藤高志オーナーは、すそ野が拡大し、地域が発展していくこと、大変期待していると述べた。新潟アルビレックスBCは、サッカーJ1「アルビレックス新潟」の経営者らが発起人となり、2006年に設立したクラブチームで、独立リーグのBCリーグに所属し、ヤクルトの高津臣吾監督が以前指揮をとっていたこともある。ハヤテ223は、東京で金融業・投資事業などを手掛けるハヤテグループが親会社の新球団。地元の子どもたちは「静岡にプロ野球の球団が入ってくることはとてもうれしい」と話していた。一方、1軍の球団拡大についてNPB(日本野球機構)は考えていないし議論にもなっていないとしている。元プロ野球選手で球団経営に詳しい桜美林大学の小林至教授は、2軍拡張というある種の折衷案で一歩踏み出したことを評価したい、などと話した。