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「ハリー・ブレアリー」 のテレビ露出情報

インドの首都デリーにあるクトゥブ・ミナールの一角には4世紀頃に建設された「ウーツ鋼の柱」がある。約1600年の間、雨風にさらされているが驚異的な耐食性脳がある。インドで製造されたウーツ鋼はシリア・ダマスカスへ運ばれ、ダマスカス刀に加工された。11世紀、十字軍はイスラム側の武器だったダマスカス刀に魅了され、戦利品として持ち帰った。だが、製法までは伝わらず、17世紀頃に消失した。18世紀、マイケル・ファラデーは鋼に貴金属を混ぜるとサビに強くなることに着目したが、生まれた合金はウーツ鋼の成分とは異なった。1913年、発明家のハリー・ブレアリーは炭素とクロムの配合から、低コストでサビに強い金属を生成。それが「ステンレス」。医療器具、鉄道車両、建築材などで活用されている。なお、ウーツ鋼の製法は未だに不明。

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